【受験と学歴(連載)】『就職氷河期の嘘』いま何をすべきか?

こんばんは!さこだこうきです!
バタバタばた子さんで、昨日のブログが更新できませんでした!
まずい!!どっかで二本あげて調整します!

今回の記事が遅れたのは仕事の関係もあるのですが、資料整理に時間がかかってました。
ということで早速。

◆『就職氷河期』なんて、能力のない学生のイイワケ
さこだは、たくさんの大学生達と接点があるので、就活生達の話もよく聞きます。
たまに、ES(エントリーシート)の添削や、面接のアドバイスなんかもやってます。
(それと引き換えに色々お手伝いしてもってるんですけどね)

そんな中たまに聞くのが「今は就職難だから・・・」といういいわけ。

言っちゃ悪いんですが、就職難をいいわけにしている時点で「まあ、そりゃあ内定もらえないわな」と思うわけです。
「就職氷河期の嘘」に関しては後述しますが、 まず、「就職難」という聞こえのいい理由を使って、周り(政治・経済・環境・学歴)のせいにしている時点で、自己責任の意識が低すぎます。

ESや面接も満足な状態でないのに、何を言ってるんだと思うわけです。

まず、「就職難だから厳しい」という感覚ではなく、「自分に能力が無いから内定が出ない」と自己責任の意識を持たない限り、いつまでたっても成長しないし、ましてや内定なんかもらえません。

そもそも、大学に入ってからサークル活動やアルバイトしかしてこなかったことに問題を感じないのか?
ちゃんと大学入学時から先を見据えて活動をしていたのか?

そういったことを自問自答していけば、結局は自分に責任があるとわかるはずです。

「けど、就職難であることは事実でしょ!」と反論をする方も多いと思いますので、次の項目に。 


◆『就職氷河期』の嘘
まず、下の表をご覧くださいな。

これは、厚労省・文科省の調査資料です。(総務省じゃないんだ・・・)
見ておわかりの通りで、4月1日の時点での内定率は90%を超えています。これは、約20年間変わっていません。ではなんで「就職氷河期」なんて言う言葉が生まれるのか。

◆「大学数増加」→「大学生増加」
まず、現在日本は「大学全入時代」なんて呼ばれています。要は、選ばなければ誰でも大学なんか入れるわけです。
大学の数は、過去25年で約300校増えています。
1985年で460校だった大学の数は2011年では780校まで増えているのです。
当然大学生の数も増えており
1985年で1,848,698人だった大学生の数は、2011年では2,893,434人と、約100万人増えているわけです。
単純に1学年当たり、約25万人増えているわけです。

当然、大学生が増えれば、椅子取りゲームが熾烈になるわけです。
しかし、肝心の「就職者数」はどうなのかというと、32万人→39万人と増加

簡単に言えば、椅子取りゲームの椅子も増えたけど、参加者も増えているということです。

これだけ見れば、やっぱり「就職難じゃん!」と言いたくなる気持ちもわかりますが、大学生が増えても、就職者は増えているんです。減ってません。
しかも、増えている大学生ってのは、一昔前ならば大学生になれなかった連中なわけです。ゲームに参加するにしても、もともと椅子をとれないような人達が参加しているわけであって、結局まともな大学生が就職できる割合は今も昔も変わりません。

結局は、能力がないのに「就職氷河期だー!」って騒いでいるわけであって、まともに就活してる人は何も心配いりません。数字だけ見て「就職率が50%台だ!」と言っても、能力の無い大学生が分母を増やしているだけです。

「ってことは、昔もやっぱり同じくらいの割合で就職できてなかわけでしょ?なんでそのときは就職難なんて言われなかったの?」と疑問に思う方もいると思うので、参考までに。

昔は就職難と呼ばれなかった理由の1つ、それは自営業の割合です。
1970年代の日本における自営業者の割合は、約35%
現在はというと、自営業者の割合は約13%
つまり昔は、内定うんぬんの前に、自営業という道があったわけです。

また、昔はサラリーマンになることに拘りを持っている人は多くなかったのです。しかしながら、「守ってもらえる」「ローンを組める」といったメリットにより、サラリーマン希望者=就職希望者は増加しました。
もっと言えば、国としては「雇用を増やしたい」=「起業斡旋」といった形で自営業者を増やしたい半面、サラリーマンという税金の大口取引先を確保したいというのも実情。

日本では、「サラリーマンになることが安定だ!」という幻想がいまだ蔓延っているので、サラリーマン希望者=就職希望者は年々増加。それに合わせて大学も増加。当然学生数も増加。という構図になっているのです。

ただ、何度も言いますが、就職難っていうのは「そもそも就職するに値しない人」の増加であって、まともな大学生はちゃんと就職できるから心配ありません。団塊世代の方々がこぞっていなくなるんだから心配いりません。

分数の足し算ができなかったり、TOEICで200点切るような大学生が就職しようなんておこがましい。
義務教育からやり直さない限り無理です。

というよりも、こんな簡単な構図が読み取れず、マスコミに踊らされて「就職氷河期ヤバい!」なんて騒いでいるような人は、内定を取るのも厳しいでしょう。その思考力がすでにヤバい!

◆「資格編重主義」の罠
そんな中、「資格さえあれば就職できるはずだ!」と考えて資格コレクターに走る人も多いわけです。
履歴書の資格欄を埋め尽くすほどの資格、しかく、シカク、□

ハッキリ言って無駄です!むしろ、あれもこれもたくさん資格をとってる人は、
「暇人?他にやることないの?」
「資格コレクター?資格をとれば働けると思ってるの?」
「資格がないと不安なの?あなたの魅力って資格を持ってること?」
といった目で見られます。

ある元会社経営者の方は「資格欄に資格10個以上書いていたら書類で落とす」とまで言っています。

なぜでしょう?

理由は簡単です。資格とは何かに従事するために必要な手段であって、目的ではないのです。
医者、弁護士、公認会計士etc… など、絶対に資格が必要なものはあります。
当然この場合は、資格が必要になるわけです。

しかし、たとえば銀行に就職するのにカラーコーディネーターの資格って要りますか?
広告代理店に就職するのに、宅建の資格って要りますか?

目的もなく、手段(資格)をあれこれ集めるのは無意味です。
もちろん、それが趣味だったり、「頑張ることはいつか必ずためになる!」といった思想を否定するつもりはありません。けれども、それが「就職に有利」と考えているならばそれは誤り。

これもまた、その程度の思考力しかないことが問題なわけです。

◆ いま、何をすべきか
「じゃあいま何をやればいいのか?」
そんなもん、きまってます。
「何をやりたいのか」を真剣に考えることです。

たしかに、日本の現状の教育課程において、「将来何をすべきか」といったことを考える機会は多くありません。
また、日本人全体が思考停止状態に陥っているので、「とりあえずどっか就職」という状態になっています。

けれども、「自分は何をやりたくて、どういう状態で死にたいのか」を常に
考え続けない限り、何をすべきかなんて決まらないはずです。

将来自分のやりたいことも決まってないのに、今何をすべきかなんて決まりません。

テニスラケットをぶんぶん振りまわすその時間、居酒屋でコールをかけているその時間を、ちょっとでも自分の将来のために使うことからはじまります。

小・中・高と一生懸命勉強して、それなりの大学に入ったのは何のためなのか?
ただ会社の歯車としてこき使われるためだけに青春時代を勉強にささげたのか?
今一度考え直してほしいと思います。

思考停止に陥らずに、周りと自分を良く見て考える。
抽象的ではあるけれども、そこからすべてがはじまるとさこだは思います。

(参考資料)        
文部科学省・厚生労働省・総務省
「アホ大学のバカ学生」(光文社新書)

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2 Responses to 【受験と学歴(連載)】『就職氷河期の嘘』いま何をすべきか?

  1. ビギナー 曰く:

    僕もnhkなどの番組を見てそのように感じていました。
    大学全入時代に入り大学生が増えたことや実力のない学生(能力や意欲)も増えたことで職を得れない大学生が増えていると。
    採用される人は何社も採用通知をうけ、採用されない人は何通も励ましの言葉を受け取っている、こんな現実を就職氷河期という言葉で表現するのはおかしいと思います。

  2. さこだこうき 曰く:

    お読みいただきありがとうございます。
    共感していただいて良かったです!

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